マンガンのおざなりなブログ

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サクラクエスト6・7話。【アニメ感想】

 こんばんはマンガンです。ジャイアンツの連敗が13で止まったのでようやく安心してアニメの記事を更新できます。今回は今期絶賛放送中のアニメ「サクラクエスト」6・7話について、すごく今更ながら感想や思ったことを書き残しておこうと思います。

(これを書いている時点ではもう10話まで放送されているんですよね…8・9話の感想等もまた書きたくなったらのんびり書いていきます)

 

 まず、6、7話のあらすじを思い出してもらうために公式サイトのサンダルさんの書いたのを折角なんで貼り付けます。サンダルさんの各回のあらすじ面白いです。他のも見てみて。

 国王のところに、間野山をロケ地に映画を撮りたいという依頼がきました。間野山を知ってもらうチャンスです。やってきたロケ隊と一緒に撮影場所をまわる国王たちでしたが、いつの間にか台本が変わっていました。人情モノだった作品がいつの間にかホラーモノになっていました。ドンドンわがままな監督に振り回されてしまいます。その他にも行き当たりばったりなことが次々と起こります。ドタキャンしてしまった女優の代わりを、ちょうど良いとガテン大臣にお願いしたら、なぜか逆に怒られました。IT大臣はガテン大臣に「みっともない」と言って去って行きました。ヒロインの娘が個人的にはとってもタイプです。

 映画の撮影はトラブルが続きます。綱渡りながらも国王たちは乗り越えていきます。そんな中、撮影に使う空家の持ち主となかなか連絡取れません。国王が持ち主に電話をしてみると、OKの返事はしていると言われました。連絡を任せていた仲間は嘘をついていたのです。でもその家は、仲間にとって思い出がたくさん詰まった大事な家でした。そのことで国王は、仲間とケンカをしてしまいました。そしてガテン大臣は燃えている家に飛び込んだのです。でも、夏の虫ではありません。スッキリしたそうです。国王の粋なはからいもあり、みんな仲良くなりました。

 

 4、5話で大きくフォーカスされたのが”IT大臣”香月早苗(CVみかこしの子)だったのに対し、6、7話での主役は”ガテン大臣”こと緑川真希でした。他にもしおりの空家問題とか映画のヒロインの子がCV水瀬いのりだったとか色々ありましたが、ここでは緑川真希というキャラクターのこの2話における心の揺れ動き(とそれに絡む由乃)に絞って書いていきます。

 ついでに言うと筆者が今回6・7話を見ていて特に書きたい、と思ったシーンは「由乃と真希がすれ違うシーン」「真希が早苗に愚痴る一連のシーン」「真希と由乃が和解(?)する一連のシーン」の3つに絞ることができます。まぁとはいえ順々に振り返っていこうと思います。

 まず前提として真希は女優業を”挫折して”間野山に戻ってきた身です。

 6話では、まず間野山をロケ地に映画を撮りたい、という依頼が来たというところから始まります。願ってもない間野山のPRチャンスだと張り切る由乃達の横で、真希は主演女優の名前を見て顔をしかめます。その名前はかつて真希が女優として競い合った相手で、今は(テレビの企画でセミを食べられるか否かがきっかけで差がついて?)真希と対照的に売れっ子へとなっていった澤野萌だったのです。真希としては撮影現場にいてはあまり居心地は良くないはずです。

 そして凛々子の斡旋によって由乃が役貰ったよ!と言いながら真希の元へ行くわけですが、真希は素直になれません。真希の立場からしたら当たり前だと思います。そんなおこぼれのお情けでとってつけたようなちょい役貰って、納得できるわけがない。ましてや隣には自分を抜き去った後輩の子が主演をしている。真希の中の女優としてのプライドが傷つけられたように感じてしまったのでしょう。まぁ実際には由乃の無遠慮な提案にイラッときてしまった、ちょい役なんてごめんだわ、そんな程度かもしれませんが…。

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 ちなみにここでの由乃には「これ、元女優の真希ちゃんに適任だしやってもらえそう!」というちょっとした出来心しかありません。このときの由乃は周りに流され、いっぱいいっぱいなので周りの気持ちを慮る余裕なんてない。そんな出来心が真希のプライドを傷つけてしまったのですが。

 真希がメチャクチャかっこ悪いのはこの後ですね。「私にとって役者ってその程度のものだった」という自虐的な愚痴から「あんな世界に未来なんかない」「20代の大事な時間、ホント無駄にした」「これからやりたいこと、じっくり探していくわ」と…。自分と対照的に売れていった澤野萌と邂逅した後だからか、かなり自虐的に、感情的に言葉を発しているのが印象的です。萌が悪意の無い、真希に対しても良い子であったことも真希が自虐的になってしまう一因になっているのかも。それにより、自分だけでなく、自分がのめりこんだ芝居の世界まで否定してしまっていることに自分では気づけていない。しかも話し方とか最後の言葉とかの端々に女優への未練が垣間見えてしまってものすごくかっこ悪い。ここは安済知佳さんの芝居が流石だと思います。

 一度は追っていた夢を諦めようとする際に、未練たらたらに愚痴を言って自分が追った夢までかっこ悪く否定する…。皆さんにもありうることなんじゃないでしょうか。真希にとって救いだったのは早苗の言葉でしょうね。自分が好きで目指した世界を自分で否定するなんてみっともないよ」という言葉。真希は悔しいけど、何も返せない。

 この2人の会話は地味ながら、視聴者である我々にも共感できる、刺さるところがすごくあるワンシーンだったなと思います。

 

 さて7話へ。

 前話で悩み自虐的な愚痴まで吐いていた真希ですが、由乃につれられていった先で凛々子にアドバイスをしたことがちょっとした心境の変化のきっかけになったのではないでしょうか。そこから過去の”演技を楽しんでいた自分”を思い出していく真希。「好きなだけじゃ行き詰まる」と思いつつも「どうしようもなく好きなんだ、演技の世界が」と自分の気持ちに素直になり、ラストシーンの代役を引き受ける過程は、6話と対照的にすごく格好良かった。カタルシスってやつですね。

 全て終わった後真希が由乃を抱きしめたところも良かったなぁ。あーいう気持ちは言葉で表現できる類いのものではないですね。それにしても真希は凛々子のシーンといいスキンシップ多い気がする。

 小学校の学芸会のビデオや、地元でのかつての思い出が、真希が自分の気持ちに素直になれた直接のきっかけなのでしょうが、とはいっても最初の取っかかりは早苗の言葉ではないかと思います。実際社会で生きていて、悩んでいる時、自分を卑下して愚痴を垂らしている時にああやって厳しく指摘することで助けてくれる仲間ってそういないです。良いコンビって感じだ。

 

こんなところで6、7話の感想は終わりにしようと思います。あまり話題になっていないサクラクエストですが、個人的に面白くなってきたやんけ!と感じさせる2話だったのでこうして取り上げてみました。また8、9話以降もいずれ書いてみようと思います。サクラクエストはまだまだ化けるはずだよ。さようなら。

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 髪おろしててほろ酔いなしおりちゃん良いね。可愛すぎかよぉ